パフォーマンスモニターを手動で再構築する

Windows ソフト開発時によく使用することになる "パフォーマンスモニター" というツールがあります。
リソースリークの測定などに使うツールです。

とても重要で便利なツールなんですが、原因不明で時々使用したいカウンターが登場しなくなって使えなくなるPCが発生します。

これ、手動で再構築することができるということが判明したので、こちらに記載します。

拡張可能カウンターやサードパーティ製カウンターを含むすべてのパフォーマンス カウンターを再構築する

拡張可能カウンターやサード パーティ製カウンターを含むすべてのパフォーマンス カウンターを再構築するには、管理コマンド プロンプト で次のコマンドを入力します。 各コマンドの後に Enter キーを押します。（管理者で実行する必要がある、という意味です。）

1. カウンターを再構築します。

[コンソール]

cd c:\windows\system32
lodctr /R 
cd c:\windows\sysWOW64
lodctr /R

2. 管理インストルメンテーション (WMI) Windowsカウンターを再同期します。

[コンソール]

WINMGMT.EXE /RESYNCPERF

3. パフォーマンス ログとアラート サービスを停止して再起動します。

[PowerShell]

Get-Service -Name "pla" | Restart-Service -Verbose

4. 管理インストルメンテーション Windowsを停止して再起動します。

[PowerShell]

Get-Service -Name "winmgmt" | Restart-Service -Force -Verbose

5. 新しいデータ コレクター セットを作成します (既存のデータ コレクター セットを使用しない)。

lodctr /R を実行しても、すべてのカウンターが回復しない場合があります。
このようなことが発生した場合は、ファイルに適切な c:\windows\system32\PerfStringBackup.INI 情報が含まれているか確認します。このファイルを同一のコンピューターからコピーして、カウンターを復元できます。 このファイルには、コンピューター間で若干の違いがある場合があります。ただし、サイズが大幅に異なっている場合は、情報が不足している可能性があります。置き換える前に必ずバックアップ コピーを作成してください。別のコンピューターからこのファイルをコピーすると、すべてのカウンターが復元されるという保証はありません。可能であれば、ファイルをコンピューターのバックアップと比較して、ある時点でファイル サイズが小さかったか確認します。 多くのカウンターでは、PERF カウンターをインストールする ini ファイルの場所 (IIS の ini ファイルなど) windows\winsxs が下に置かされています。